アユタヤ観光でも人気の高い「ワット ヤイチャイモンコン」の正面には、クイッティアオをはじめ、カオカムーやパッガパオなど、色々なタイ料理を出してくれる「クイッティアオ ルア ワットヤイ(Quittiao Lua Wat Yai)」があります。
ワットヤイに入る幹線道路に面しており、以前にご紹介した「カオカムー ジュッラー」や「クイッティアオルア マハッタイ」と一緒に並んだレストランの一つです。
今回は、「ワット ヤイチャイモンコン」の正面にある「クイッティアオ ルア ワットヤイ(Quittiao Lua Wat Yai)」をご紹介します。
「クイッティアオ ルア ワットヤイ(Quittiao Lua Wat Yai)」はどんなお店?
アユタヤ観光の人気スポットである「ワット ヤイチャイモンコン」の正面にあるタイ料理のお店で、クイッティアオをはじめ、カオカムーやパッガパオなど、色々なタイ料理のメニューが揃っており、いつ行ってもお客が一杯の超人気店です。
お店の名前にもなっている「クイッティアオ」をとってみても、代表的なトムヤム、ナムサイ、ナムトックムーの3種類のスープが揃っている珍しいお店となります。殆どのお店でナムサイはありますが、トムヤムかナムトックムーは、どちらか1つしか取り扱っていないというパターンが多く、筆者も「クイッティアオ ルア ワットヤイ」以外では、3種類のスープが全て揃っているお店を知りません。
お昼時に行くと、間違いなく空席待ちになりますので、10時前後の早い時間に行かれることをおすすめします。
「クイッティアオ ルア ワットヤイ(Quittiao Lua Wat Yai)」の価格帯は?
やはり観光地の近くということもあり、タイの屋台で食べる価格と比較すると、ほんの少しだけ高い気がします。
クイッティアオで種類によって40~100バーツ、カオカムーやパッガパオなどのご飯もので60~100バーツ前後となりますが、筆者の家族4人でお腹一杯食べても400バーツ行きませんので、思っているよりもリーズナブルだと思います。
お店には日本語のメニューは無く、タイ語と英語のメニューとなり、英語のメニューには写真もついていますので、指差しで注文することもできます。
メニューが見たいときのタイ語は、「コー メヌー(メニュー) ノーイ(メニュー下さい)」でOKですが、日本語の発音でメニューといっても通じませんので、意識的に「メヌー」と言った方が通じると思います。
お店の方に許可をもらっていますので、英語版のメニューを載せておきます。
英語版のメニューには、全メニューは掲載されていませんので、もしタイ人の方と行かれるのであれば、注文してもらった方が良いかも知れません。
「クイッティアオ ルア ワットヤイ(Quittiao Lua Wat Yai)」のおすすめメニューは?
筆者が家族4人で昼食を食べに行った時のメニューをご紹介します!
クイッティアオ センミー トムヤム
センミートムヤム(細麺のトムヤムスープ)は少し薄味になっており、お好みでサワー(酢)やナンプラー(魚醤)などを入れて調整できるようになっています。
スープを飲んでみても、そのままでも十分に美味しかったので筆者は何も入れずに、上に乗っているマナーオ(スダチの一種:タイでは、これをレモンという方が多いです)を絞っただけで頂きました。
クイッティアオ センレック ナムトックムー
センレックナムトックムーは他の屋台と食べ比べてみると分かりますが、長時間煮込まれている分、味が濃く濃厚になっていますので、スープの味見をせずにナンプラー(魚醤)などを入れてしまうと、塩辛くなり過ぎてしまうので注意が必要です。
ナンプラーやサワーなどは入れずに、プリック(唐辛子)を少し入れるだけでも、アクセントがつき、ピリ辛ナムトックムーになって美味しいです。
ルークチン ムー(豚肉だんご)
タイでは牛や豚、魚などの「つみれ」にしたものを「ルークチン」といいます。筆者が注文したのは豚肉のルークチンで、バーベキューソースがついていますが、薄く塩味がついていて、そのままでも十分に美味しくビールなど、お酒のつまみにもピッタリです。
スッパールークトゥン(スッパー カー ガイ)
すっぱ辛いトムヤムスープに、よく煮込まれてトロトロになった鶏の足が入った料理です。
鶏の足にはコラーゲンがたっぷりと含まれており、特にタイの女性に人気のあるスープで、これも筆者の妻が注文したものです。
見た目が鶏の足そのままなので、何となく抵抗がありますが、口に入れると「ホロッ」とお肉が溶けて、思った以上に食べ易くて美味しいのが特徴です。
女性の方、アユタヤに来られたらコラーゲンたっぷりの「スッパールークトゥン(スッパーカーガイ)」を試してみては如何でしょう。
カオカムー
タイ庶民の味「カオカムー」も扱っていて、普通に美味しいと思いますが、少し薄味なのでナンプラーなどで味の調整が必要になるかも知れません。
皮の部分が苦手な方は注文する時に「マイサイ ナン ダイマイ?(皮の部分は入れなくても大丈夫?)」といえば、写真のように皮無しにしてくれます。
カオ ナー ガイ
「カオ ナー ガイ」は、薄味の砂糖醤油のダシで鶏肉を長時間煮込んだものを、ご飯に乗せた料理です。味はカオカムーに似ていますが、鶏肉なだけあってあっさりとしていて、また違った感じがします。
これは子供用に頼んだメニューで、美味しかったらしく残さず完食していました。
パッ ガパオ ガイ
日本風にいうと「鶏肉のバジル炒め」になり、タイの方がよく食べる「パッガパオムーサップ(豚挽肉のバジル炒め)」の鶏肉バージョンとなり、こちらも豚肉よりもあっさりしていて美味しいです。
ただ筆者が思っていた以上に辛かったので、注文する際には「マイ ペッ ナカップ(辛くしないで下さい)」といえば、タイ料理の辛さに慣れていない方でも安心して食べることができます。
カノム ロッチョン(Lod Chong)
「カノム ロッチョン」のカノムはタイ語でお菓子という意味なので、食後のスイーツになります。
タピオカの粉と細かく砕い緑豆を混ぜ合わせて作ったトコロテン?と、ココナッツミルク、練乳を一緒にして、かき氷風にしたスイーツで、とても美味しいです。
普通の「カノム ロッチョン」は歯が溶けるんじゃないか思うくらい異常に甘いですが、「クイッティアオ ルア ワットヤイ」のカノムロッチョンは、ほどほどの甘さに抑えてあり食べ易いのが特徴です。
「クイッティアオ ルア ワットヤイ(Quittiao Lua Wat Yai)」の場所は?
ワットヤイの入口にある観光バス用の大きな駐車場の反対側に、飲食店が並んでおり一番、入り口側にあるのが「クイッティアオ ルア ワットヤイ(KUY TEAW Lua WAT YAI)」となります。
バンコクからの幹線道路である32号線(アジアンロード)からアユタヤ市街に入り、そのまま暫く直進し約2.5kmほどで「Chedi Wat Sam Pluem(チェディワットサムプルーム)」がある信号になります。
ここを左折して約900mほどで、「クイッティアオ ルア ワットヤイ(Quittiao Lua Wat Yai)」に到着します。
どうしても分からない場合には、グーグルマップで「ワット ヤイチャイモンコン」を目指して行くと簡単です。
名称 | クイッティアオ ルア ワットヤイ |
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名称(英) | Quittiao Lua Wat Yai |
住所 | Highway 3059, Phai Ling, Amphoe Phra Nakhon Si Ayutthaya, Chang Wat Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000 |
時間 | 6:00-17:00 |
電話 | 087-400-2980 |
まとめ
ワットヤイの目の前ということもあり、いつもお客さんが一杯の人気店です。特におすすめなのは「スッパールークトゥン(スッパー カー ガイ)」と「クイッティアオ ナムトックムー」は絶品で、筆者もよく食べに行きます。
観光名所の近くなので、アユタヤへ来られた時には、是非、足を延ばしてみて下さい。
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