ワットプラノン(วัดพระนอน 600ปี・Wat Phra Non) / 600年以上前に作られた涅槃像を祀る仏教寺院遺跡


  
タイの世界遺産の街、アユタヤには旧市街の島内以外にも遺跡が点在しており、地元の方しか知らないような素性の分からない小さな遺跡なども数多くあります。

ご紹介する「ワットプラノン(Wat Phra Non)」も、そんな遺跡の一つでしたが、現在は修復され幅2m、長さ12mの美しい涅槃像が安置されています。

アユタヤの観光名所でもある「ワットヤイチャイモンコン」の直ぐ近くにありますが、外国人観光客は、まず知らない穴場スポットです。

今回は「ワットプラノン(Wat Phra Non)」をご紹介します。
     

「ワットプラノン(Wat Phra Non)」とは?

    

    
「ワットプラノン(Wat Phra Non)」の建立時期などの詳しい資料は一切なく、破壊された涅槃像が荒地に横たわっているのが以前から確認され、地元の方が信仰していたようです。
   
2015年に遺跡の学術調査が行われ涅槃像をはじめ、現存する建物の基礎やチェーディー(仏塔)などの特徴から、約600年ほど前のアユタヤ王朝初期に作られた仏教寺院遺跡ということが分かり、その後、破壊された涅槃像の修復が行われ2017年に完成式が行われています。
    
現在では、修復された涅槃像は「600 year old reclining Buddha」と呼ばれ、多くの方が参拝に訪れています。
   
    

「ワットプラノン(Wat Phra Non)」の見どころは?

  

「600 year old reclining Buddha」


 
「600 year old reclining Buddha」と呼ばれる涅槃像は優しいお顔をされており、一番の見どころでもあります。

レンガを積み上げて作られた土台に、破壊されていた仏像部分を添わせるようにして修復された幅2m、長さ12mの大きな涅槃像となります。
   

    
正面にはタンブンのための小さな祭壇が設けられており、仏像に貼り付ける「大きな金箔」やロウソク、お線香も一緒に雨除けのボックスの中に置いてありますので、20バーツほどを置いて参拝することができます。
   
筆者が訪れた時には、管理人の方がいて、お祈りの作法などを詳しく教えてくれました。
   

風化して壊れたチェーディー(仏塔)


 
涅槃像の近くには、風化して壊れたチェーディー(仏塔)が2つほどあり、上に登る階段をあがってみましたが、チェーディー(仏塔)内部は崩壊しており、建立当時の面影を見ることはできず、砂が見えるだけとなっていました。
  
  

「ワットプラノン(Wat Phra Non)」の雰囲気は?

   

   
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「タイ猫Yuwiのアユタヤ観光案内」の動画は「GoPro Hero7 Black」で撮影しています。
     
     

「ワットプラノン(Wat Phra Non)」への行き方

 

 
筆者もグーグルマップを使って行ったのですが、非常に分かり難い場所にあり、住宅地の中から野原を歩いて行くような全く違う場所を案内されてしまい3回ほど迷って、やっと辿り着いた感じです。
   
「ワットヤイチャイモンコン」の裏側になり、国鉄アユタヤ駅からはトゥクトゥクかレンタルサイクルでも行くことができます。
   

トゥクトゥクを利用する場合

国鉄アユタヤ駅から「ワットヤイチャイモンコン」まで片道100バーツで行くことができますので、トゥクトゥクの運転手に地図を見せながら、「ヤーク ジャ パイ ティーニー」と交渉すれば、同じ100バーツで行ってくれると思います。
   
ただ「ワットプラノン(Wat Phra Non)」の近くには、「ワットパナンチューン」「日本人村」などもありますので、2時間400バーツでトゥクトゥクを貸切った方がお得だと思います。
   

レンタルサイクルを利用する場合

国鉄アユタヤ駅周辺であれば、レンタルサイクルも車種によって異なりますが100~200バーツで借りることができます。
  
国鉄アユタヤ駅から「クルンシーリバーホテル」方向へ向かい高架下を通って、線路沿いの道を真っすぐ南へ進み、突当りまで約1.6kmほど進みます。突当りの交差点を左折して線路を渡り、約800m直進すると信号がありますので、この信号を右折して200mほど直進すると右側に5階建てのアパートが見えます。このアパート横にある小道に入り、約150mほど直進すると突当りが「ワットプラノン(Wat Phra Non)」となります。

5階建てのアパートからの小道は、本当にあっているのか心配になりますが迷わず直進して下さい。
 
 

 
 

「ワットプラノン(Wat Phra Non)」への道順案内

   
アユタヤの観光名所である「ワットヤイチャイモンコン」から「ワットプラノン」へレンタルバイクを利用して行く場合の道順を動画でご紹介!
   
   

   
   
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その他、豆知識

「アユタヤは信号が少ない」

タイで自動車やバイクを運転する際に、日本と大きく異なることは「常時左折ができる」ということがありますが、その他にアユタヤのような地方都市では、バンコクと比較しても「圧倒的に信号が少ない」ということが挙げられます。

筆者が覚えている限り、アユタヤ旧市街の島の中でも信号のある交差点は5カ所、バンコクからの幹線道路である32号線(通称:アジアンロード)から旧市街に入るまででも3ヵ所しかありません。
     
なので信号が少ないため、スピードが出やすい環境になっていますので、アユタヤでレンタルバイクなどを運転する際には十分に注意して下さい。
   

「交通違反をした場合の罰則」

日本で運転していて警察に違反でキップを切られた際、罰金と一緒に点数を減点されてしまうと思いますが、タイでは日本のような減点制度がありません
   
悪質な違反をした場合には免許取消しといった処分もあるようですが、基本的には「罰金の支払い」のみとなります。
   
お恥ずかしい話、筆者は、昔タイに来たばかりの時には、よくスピード違反でオービスに引っ掛かることがありましたが、全て罰金の納付だけで済んでいます。勿論、最近は安全運転で、捕まることはありません。
   
スピード違反の場合、罰金は500バーツとなっているようです。
     

まとめ

    

   
「ワットヤイチャイモンコン」の裏手側にあり、アユタヤ王朝初期に建立された「ワットプラノン(Wat Phra Non)」をご紹介しました。
  
世界遺産の街アユタヤには、路地裏などにも小さく名前もないような遺跡が点在していますが、敬虔なタイ人の方がよくタンブンで、綺麗に掃除をされているのを見ると仏教国だなぁと感心させられます。
   
かなり分かり難い場所にありますが、修復された涅槃像は一見の価値がありますので、是非、足を延ばしてみては如何でしょうか。
  
 
   

 






  
     

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