タイの運転免許取得方法と、そのメリットをご紹介!

引用:Pixabay
    
海外旅行に出掛けたとき、車を運転できれば行動範囲が広がって楽しめるのにと思ったことはありませんか? 海外に住んでいると何かと車を使う機会があり、現地の運転免許が無いと、場所によっては引き籠りのような生活になってしまうことがあります。
   
タイの首都、バンコクであればBTS(スカイトレイン)をはじめ、MRT(地下鉄)やARL(エアポートレールリンク)などの公共機関やタクシーなど比較的、移動手段に困ることはありませんが、私の住むアユタヤのような地方都市では、ソンテウ(乗合いバス)やバイクタクシーが主な移動手段になり、どうしても運転免許が欲しくなります。
   
実際、筆者もタイの免許を取得していない時には、折角の休日も部屋で過ごすことが多く出歩くことはありませんでしたが、運転免許を取得してからは、行動範囲が劇的変化しました。
   
外国人がタイで運転免許を取得するには、どうすれば良いか簡単にご紹介します。
   
  

タイで運転する時の注意点

    
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タイは日本と同じ、左側通行右ハンドルなので運転すること自体、余り違和感はありませんが、高速道路のような幹線道路が多くスピードが出るので運転する際には十分な注意が必要です。
    
またタイ人の方は自動車の任意保険加入率が低いため、事故に巻き込まれた時、相手に任意保険が無く自賠責保険の少額補償のみだったり、最悪、補償してもらえず泣き寝入りになるパターンが多いのも特徴で、もしもの時のために、渡航前には海外旅行保険に入っておくことをおすすめします。
   
     

タイで車を運転するには?

    
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旅行で訪れてレンタカーを借りて運転する場合と、私のように現地に住んでいる場合の2パターンでご紹介します。
    

1:日本で国際免許を取得しておく方法

日本はジュネーブ条約に加盟しており、海外へ渡航する前に各都道府県の運転免許センターをはじめ、運転免許試験場や警察署で「国際運転免許」を申請することができます。国際免許があれば、タイはもちろん世界約98ヵ国で自動車を運転が可能となり、非常に便利です。
   
ただし国際免許の有効期限は1年なので、海外に1年以上滞在する場合には、現地の免許を取得することをおすすめします。
   
日本での国際免許取得方法はこちら↓
    

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2:タイで運転免許を取得する方法

タイの免許申請に必要な書類と資格

「タイの長期滞在査証を取得し(ノン・イミグラントビザまたはタイ国永住許可証取得者)、引き続き3ヶ月以上タイに滞在していること」が、タイでの運転免許証を取得する資格条件となっていますので、旅行などの短期滞在の場合には条件を満たしていませんので、先にご紹介した国際免許での運転となります。
   
以下の申請書類を事前に揃えておく必要があります。
   
   
 

1:申請用紙
2:パスポート(原本及びコピー 1部)
3:日本の運転免許証と日本大使館領事部発行の英文の翻訳証明書
4:日本大使館領事部発行の在留届出済証明
5:健康診断書
6:手数料

   

注1:国際免許(有効期限内)があれば上記3が不要で、国際免許証とコピー1部で大丈夫です。
注2:労働許可証(ワークパーミット)をお持ちの方で、住所欄に現住所の記載があれば上記4が不要で、原本とコピー1部があれば大丈夫です。
注3:バイクの免許を取得する場合には、日本の自動二輪免許を取得している必要があります。持っていない場合には、現地での試験を受けることになります。

   
タイで運転免許を取得する際、国際免許を持っていると申請書類が少なくて済むメリットがありますので、渡航前に取得しておくことを強くおすすめします!
     
    

申請する場所は?

免許申請を行うのは「最寄りの陸運支局」となり、筆者は仕事上、地方都市の陸運支局で申請をしましたが、バンコクであれば「BTSバンジャーク駅近くの第三陸運支局」が交通の便も良くおすすめです。
    
 


     
    

タイの免許を取得するメリット

    

   
タイ現地の免許を取得することで、幾つかメリットがありますのでご紹介します。
    

1:身分証明書として使える

タイでは病院やホテルのチェックインなど、さまざまな場所で身分証明書(パスポート)の提示を求められます。
   
これは外国人だけでなくタイ人(タイ人の場合ID)も同じなのですが、その度にパスポートを出し入れするのは、盗難や紛失の危険性があるので余りしたくないのが本音です。こんな時、運転免許証が身分証明書の替わりとして役割を果たしてくれます。
    
実際、私も病院でパスポートの提示を求められた際、運転免許証だけで問題なく対応してくれます。
   
また最近では治安維持のため、不良外国人の摘発が頻繁に行われていますので、夜の繁華街などで警官から身分証明書の提示を求められる可能性もあり、その際にもパスポートのコピーと一緒に所持しておくと安心です。
   

2:観光施設によっては割引が可能

実際、観光名所などではタイ人と外国人の入場料金が異なることが多く、外国人は割高な料金を支払うことが多々あります。
    
そんな時、運転免許証を提示するとタイ人と同じ金額で入場することができる施設もあります。全ての施設で割引できる訳ではありませんが、試してみることをおすすめします。
     

3:ASEAN諸国でも使える

タイの運転免許証はラオスやマレーシア、シンガポールなどASEAN協定加盟国であれば車の運転が可能になっていますので、出張や旅行で出掛けた際にも気軽に現地で運転することができ便利です。
     

4:タイの免許から日本の免許に切り替えができる

タイに滞在中に、うっかり日本の免許証の有効期限が切れてしまい失効させてしまった場合、タイの免許証から日本の免許証に切り替えることが可能で、必要書類を揃えて申請を行い、運転することに支障がないと認められた場合には、新規免許証の取得が可能となります。
     

5:バイクの免許には排気量規制がない

タイの自動二輪免許には、運転できる排気量に制限がなく取得時から限定解除されていますので、どんなバイクにも乗ることができるというメリットがあります。
    
  

タイの運転免許でのデメリット

    
普通自動車の免許
  
バイクの免許
   
運転免許制度自体にはデメリットは無いのですが、タイでは取得した資格毎に免許証が発行されるため、大型トラックや2種免許など資格ごとに、どんどん枚数が増えるのがデメリットです。日本のように1枚の免許に全てが記載してくれれば良いのにといつも思います。
   
上の2枚の免許写真は、筆者が取得した車とバイクの免許証で、2枚あることが分かると思います。
   
  

免許取得後のその他、豆知識(2019年03月01日追記)

違反時の罰則

  
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タイの運転免許を取得して、現地で実際に車を運転する場合、スピード違反による交通事故の多さから「オービス」などでの取締りが多くなっています。
    
タイと日本の免許制度で最も異なる点は、「減点制度が無い」ということです。
   
日本で交通違反で捕まれば「点数を減点」され、免許停止や最悪、免許取消しなどの行政処分が当たり前ですが、タイの場合は罰金の支払いのみで減点制度はありません。
   
お恥ずかしい話、昔は筆者もスピード違反でよく捕まっていましたが「500バーツ」の納付以外の処罰を受けたことがありません。
   
ただ余りにも酷い違反の場合には、免許取消しという処分があるようですが、殆どの場合が罰金刑で終わるようになっています。
   

基本的に常時左折可能

引用:Pixabay
   
タイと日本での運転方法としては、右ハンドル左側通行までは全く同じなので違和感なく運転できると思いますが、日本とは全く異なるのは「基本的に常時、左折ができる」ということです。
   
場所によっては、常時、右折可というところもありますので、周辺の交通状況を確認することが大切です。
   
  

まとめ

   
引用:Pixabay
   
タイでの運転免許の取得について、ご紹介しました。企業によっては、駐在員や現地採用の日本人が運転することを安全上の理由で禁止している場合もありますので、免許を取得する際には会社に確認することをおすすめします。
  
  

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