世界遺産の街、アユタヤのグランド地区は日系企業の駐在員などが食事に訪れるレストランが数多くあり、日本食をはじめ、多くのタイ料理屋やイサーン料理などがあります。
ご紹介する「ファンファーレストラン(ร้านอาหารเฟื่องฟ้า)」は、ローカルのタイ料理屋ですが、筆者が赴任した頃にはお店がありましたので、グランド地区では老舗のタイ料理屋さんになります。
日本人向けに辛さを抑えて美味しく食べれるように工夫をしてくれており、タイ人だけでなく日本人も気軽に利用できるお店です。
今回はアユタヤグランド地区にある老舗タイ料理屋レストラン「ファンファーレストラン(ร้านอาหารเฟื่องฟ้า)」をご紹介します。
「ファンファーレストラン(ร้านอาหารเฟื่องฟ้า)」はどんなお店?
エアコンの無いオープン席のみですが、特に暑いこともなく快適にタイ料理を楽しむことができます。
メニューに旅の指差し会話帳を使っていたり、料理の写真を掲載していたりと外国人でも注文がし易いように工夫されていますが、価格表記がないため、初めて利用する時には心配になるかもしれませんが、筆者も出張者やお客さんのアテンドで利用するレストランなので心配ありません。
1品100バーツ前後からとなっており、路上屋台と比べれば高いですが、一般のタイ料理レストランとして考えると普通の価格帯となっています。
因みに、今回訪れた際、料理を8品、ハイネケンを5本ほど注文して1,600バーツ程度でした。
「ファンファーレストラン(ร้านอาหารเฟื่องฟ้า)」の価格帯は?
先にもご紹介しましたが「ファンファーレストラン(ร้านอาหารเฟื่องฟ้า)」のメニューには価格が記載されていないため、料理の正確な価格は分かりませんが、会計後にざっくり計算した感じでは、1品80~100バーツ前後と一般のタイ料理レストランと同じ価格帯でした。
筆者がアユタヤに赴任してから、何度も食事していますし、お客さんのアテンドなどにも利用していますので心配ないと思います。
メニューを掲載しておきますが、今回の料理で一番高かったのは「パカポン ヌン マナーオ(スズキのマナーオ煮)」だと思いますが300バーツほどだと思います。
「ファンファーレストラン(ร้านอาหารเฟื่องฟ้า)」のおすすめメニューは?
1:ガイ トーット(鶏のから揚げ)
ナンプラーで下味をつけた「手羽先のから揚げ」でカラッと揚がっており、少し塩気が強いですが、仕事で汗をかいた後の、おつまみとしてはピッタリです。
2:ヌア トーット(牛肉のから揚げ)
こちらガイトーット同様にナンプラーで下味がついており、ビーフジャーキーのような感覚で食べることができ、やはりお酒のおつまみにピッタリなので、是非、お試しを!
3:トーット マン クン(エンビのすり身フライ)
筆者がタイ料理のレストランに行くと必ずオーダーするのが、この「トーット マン クン(エンビのすり身フライ)」でプリプリのエビの食感が残っており、ふんわりと揚げられていますので、できれば熱々の時に食べると絶品です。
ソースはハチミツとなっていて、辛いタイ料理の箸休めにもなりますので、筆者イチオシのおすすめメニューです。
4:クンチェー ナーム プラー スック(茹でエビのシーフードソース和え)」
普通は「生エビ」で作られたイサーン料理(タイ東北料理)のサラダの一種なのですが、タイで生ものを食べるのはリスクが高いため、筆者は必ず茹で(スック)てもらうようにしています。
生のままで食べると川エビ独特の甘みがあり、ニガウリやカティアム(ニンニク)、パクチーなどの香草とシーフードソースが相性が良く美味しいので、おすすめの一品ですが、もしもということがありますのでチェレンジする場合には自己責任でお願いします。
5:パカポン ヌン マナーオ(スズキのマナーオ煮)
今回のメインディッシュに選んだのが「パカポン ヌン マナーオ(スズキのマナーオ煮)」で、日本でいうスズキの一種であるパガポンを丸ごと蒸してから、酸味の効いたピリ辛スープで煮込むのですが、日本人向けに少し辛みを抑えてくれていて、付け合わせのパクチーやニンニクなどと一緒にあっさりと食べることができる超おすすめの一品です。
肉厚のパカポンの身も食べ応えがあり、筆者は白いご飯にスープと白身をのせて頂くのが好きなメニューです。
6:カオパット クン(エビ入りの焼きめし)
エビも大きめで食べ応えがあり、高い火力でパラっと仕上げられた「カオパット クン」は、少し甘めの味付けになっていますので「プリックナンプラー(青唐辛子入りのナンプラー)」を少しだけかけながら頂くと丁度良くなります。
大皿で数人分を注文するだけでなく、一人前の小皿でも注文することができますので、食事をされている人数に合わせて注文されることをおすすめします。
「ファンファーレストラン(ร้านอาหารเฟื่องฟ้า)」の雰囲気は?
「ファンファーレストラン(ร้านอาหารเฟื่องฟ้า)」への行き方?
「ファンファーレストラン(ร้านอาหารเฟื่องฟ้า)」はアユタヤのグランド地区に位置し、メイン道路沿いのタウンハウスの1階にあります。国鉄アユタヤ駅からはトゥクトゥクを利用して片道150バーツで行くことができますが、営業時間が17:00~深夜までなので、できればアユタヤに1泊した際などに足を運んでみても良いかも知れません。
アユタヤグランド地区にはバンコク行きの乗合いバス停留所がありますので、日帰りでアユタヤ観光に来られた場合でも、旧市街の観光が終わってからトゥクトゥクを利用して移動し、食事をしてからバスで帰ることもできます。
ご自身の旅程によって、さまざまな選択肢がありますが、できればアユタヤ一泊でのんびりと観光してみても面白いのではないでしょうか。
名称 | ファンファーレストラン |
---|---|
名称(タイ語) | ร้านอาหารเฟื่องฟ้า |
営業時間 | 17:00~03:00 |
住所 | 54 Soi 2 Mu 1, Tambon Tha-nu, Amphoe Uthai, Chang Wat Phra Nakhon Si Ayutthaya 13210 |
まとめ
アユタヤグランド地区にある老舗タイ料理レストラン「ファンファーレストラン(ร้านอาหารเฟื่องฟ้า)」をご紹介しました。
日本語は通じませんが、写真付きのメニューや指差し会話帳などがあり、他のローカルタイ料理レストランよりも気軽に注文ができると思います。店員の方も日本人に慣れていますので、しっかりと対応してくれますのでアユタヤへ来られた際には、足を延ばしてみては如何でしょうか。
> |
> |
アユタヤには日本人駐在者向けのサービスアパートメントが数多くあり、その中でも老舗のサービスアパートメントが「チョー…
世界遺産の街、アユタヤにはテスコロータスなどが入る「アユタヤシティパーク」と「Big-C」の大きなショッピングセ…
記念すべきブログ最初の記事は、アユタヤのローカルグルメ情報です。 完全ローカルなタイラーメン(クイッティアオ)の…