アユタヤ旧市街の島の外、日本人の多いエリアである「グランド地区」の交差点から、ロジャナ工業団地方面へ200mほど進んだ場所に、いつもお客さんが一杯の「ムーカタ(タイ風焼肉)」屋さんがあって、随分前から気になっていたのですが、なかなか行く機会がなく素通りしていました。
先週も買い物帰りに見ていると、お客さんが満席状態だったので、そんなに美味しいのかと気になってしまい、妻に話して家族で行ってみました。
今回は平日、休日関係なくお客さんで一杯のムーカタ(タイ風焼肉)屋「ヌアヤーンカオリー(ร้านเจ๊จู ย่างเกาหลี)」をご紹介します。
「ヌアヤーンカオリー(ร้านเจ๊จู ย่างเกาหลี)」はどんなお店?
アユタヤ旧市街の島の外、日本人の多いグランド地区のメイン通りから、ロジャナ工業団地方向に200mほど行った場所にある「ムーカタ(タイ式焼き肉)」のお店で平日、休日を問わず、たくさんのお客さんで賑わっています。
エアコンの効いた部屋はなく、オープンエアーのテーブル席のみで、開店時間はお昼の15:00~23:00までと、夕食時のみの営業となります。
お肉も牛の味付き肉や豚肉をはじめ、エビや魚などの海鮮類、野菜やデザートなど、多くの食材が並んでおり、どれも食べ放題のビュッフェ形式になっています。
サイドメニューとして、タイのデザートやフライドポテトなどもあり、思った以上に食べ応えがありますので、できればお腹を空かせて、大人数で行かれることをおすすめします。
「ヌアヤーンカオリー(ร้านเจ๊จู ย่างเกาหลี)」の価格帯は?
「ヌアヤーンカオリー(ร้านเจ๊จู ย่างเกาหลี)」は食べ放題のビュッフェスタイルとなっており、価格は大人1人が159バーツ、子供価格は分かりませんでしたが、本当のローカル価格で、お得感満載です。
よく値段は安いが味が悪いという、お店は沢山ありますが、この「ヌアヤーンカオリー(ร้านเจ๊จู ย่างเกาหลี)」は日本人でも十分に「ムーカタ(タイ風焼肉)」を楽しむことができます。
ただし、食べ残しが多い場合などには追加料金が発生する可能性もありますので、食べ切れる量を少しづつ、持ってくるようにすると安心です。
「ヌアヤーンカオリー(ร้านเจ๊จู ย่างเกาหลี)」のおすすめメニューは?
ラープムー(豚ひき肉のサラダ)
イサーン料理のラープムー(豚ひき肉サラダ)などのサイドメニューも充実しており、ローカル店ですが辛さも控えめで美味しく頂けました。
ムーカタのお肉
ビュッフェスタイルなので、さまざまなお肉が並んでいますが、味付き牛肉をはじめ、豚肉や海鮮類などが数多く置いてありますので、好きなものを取ってくるようになります。
お客さんが多いため、お肉などの材料も綺麗に入れ変わっているようで、新鮮な感じのお肉でした。
スープ用の野菜各種
ムーカタは鉄板の真ん中でお肉や海鮮具材などを焼き、周辺の鍋状の部分でスープを作るといった2段構造になっていますので、周辺にはたっぷりとナムサイ(鶏ガラ出汁)のスープを入れて、野菜や春雨を煮込んで食べるようになっており、白菜をはじめ、色々な野菜が置いてあります。
ナムチム(つけダレ)
「ヌアヤーンカオリー(ร้านเจ๊จู ย่างเกาหลี)」のナムチム(つけダレ)は、海鮮具材用のシーフードソースと、鍋料理などに使うオレンジ色をした少し酸味があり辛い「ナムチムスッキー」の2種類が用意してあります。
「ヌアヤーンカオリー(ร้านเจ๊จู ย่างเกาหลี)」の雰囲気は?
筆者がお店の横を通る度に、お店の中は多くのお客さんで、ごった返しています。
お肉やエビ、お魚などの具材は冷蔵されていますので、周辺の暑さで悪くなることが無いようにされています。
「ヌアヤーンカオリー(ร้านเจ๊จู ย่างเกาหลี)」への行き方
「ヌアヤーンカオリー(ร้านเจ๊จู ย่างเกาหลี)」はアユタヤ旧市街の島の外、東側にあるグランド地区にあり、日本食屋さんなどがある地域から200mほど、ロジャナ工業団地側に行った場所にあり、国鉄アユタヤ駅からであればトゥクトゥクで片道100バーツで行くことができますが、15時からの営業開始なので旧市街の遺跡を観光した後、バンコクに戻る際に寄るといったコースをおすすめします。
トゥクトゥクを利用する場合
トゥクトゥクであれば、国鉄アユタヤ駅から片道100バーツで行くことができますが、近くにはバンコクに戻る乗合いバスの停留所がありますので、旧市街の観光が終わった後、「ヌアヤーンカオリー(ร้านเจ๊จู ย่างเกาหลี)」で、ちょっと食事をしてバンコクに乗合いバスで戻るといった感じがおすすめです。
名称 | ヌアヤーンカオリー |
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名称(タイ語) | ร้านเจ๊จู ย่างเกาหลี |
営業時間 | 15:00~23:00 |
住所 | 54/18 2 Mu 1 Alley, Tambon Tha-nu, Amphoe Uthai, Chang Wat Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000 |
その他、豆知識
「ムーカタ(タイ風焼肉)」ってなに?
店舗名にもなっているように「ソムタム」が美味しく、その他にも、さまざまな種類の料理を提供してくれるため、タイ人の方だけで… アユタヤ旧市街にある「クルンシーリバーホテル」は、観光客から出張者まで幅広い層に利用されている老舗ホテルで、敷地の一番奥… アユタヤには、クイッティアオ(Thai Noodle)の美味しいお店が沢山あり、クイッティアオ(Thai Noodle)…
「ムーカタ(タイ風焼肉)」は、写真のような独特の形状をした鉄板を使って、焼肉と鍋物を一緒に食べることができるタイ独特の料理ですが、日本人の方は、結構、好き嫌いが分かれる料理でもあります。
理由は中央で焼いたお肉などの脂が、そのまま鍋料理の方に落ちてしまい、油っぽくなるというのが多いみたいですが、筆者は逆に落ちた油でコクが出ると思っているので食べたくなることが多いのです。
ムーカタ(タイ風焼肉)の場合、焼肉部分の鉄板が丸過ぎて、焼いている具材が鍋の中に落ちてしまうことがあるため、お肉などを焼くときには落とさないように注意する必要です。
アユタヤ旧市街の島の外、東側にある「グランド地区」の少し先にあるムーカタ(タイ風焼肉)のお店「ヌアヤーンカオリー(ร้านเจ๊จู ย่างเกาหลี)」をご紹介しました。エアコンは一切なく、オープンエアーのテーブル席なので暑くて、汗をかきながら食事をする感じですが、お肉にもしっかりと味がついており、ナムチム(つけダレ)を付けなくても十分に美味しく食べることができます。
完全ローカルの「ムーカタ(タイ風焼肉)」の専門店なので、席に座れば、お店の方が勝手に鍋などを準備してくれますので、安心して食事を楽しむことができますので、遺跡巡りをした後に、是非、足を延ばしてみて下さい。
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