アユタヤには、クイッティアオ(Thai Noodle)の美味しいお店が沢山あり、朝から昼間の筆者おすすめは、以前にご紹介した「Naiyoung Thai Noodle」ですが、夕方から深夜に掛けて、もう一軒、クイッティアオの美味しいお店が、アユタヤのグランド地区の近くにあります。
クイッティアオ(Thai Noodle)だけでなく、カオカムーやカオマンガイなどもあり、結構ガッツリ食べることができるので、夕方18時前後には、お客さんで一杯になるほどの人気店「クイッティアオ ナーム コン ランパン」をご紹介します。
「クイッティアオ ナーム コン ランパン」はどんなお店?
お店の名前を直訳すると「クイッティアオのスープが濃いランパン(店名)」となり、確かに店名通りクイッティアオスープの美味しいお店です。
10年前は、タイの路上でよく見かける屋台の小さなクイッティアオ屋さんでしたが、その頃からお客も多く人気がありました。
お店が手狭になったのか、2回ほどお店の場所を変えて、今の場所に移っています。
クイッティアオの種類もトムヤム系、ナムサイ系の2系統ですが、カオカムーやカオマンガイなどのご飯類とスープなどもあり、「」で出しているメニューは12種類ほどになります。
筆者のおすすめは、後から写真が出て来ますが「センミートムヤム(トムヤムスープの米粉細麺)」です。
「クイッティアオ ナーム コン ランパン」の価格帯は?
今はお店になっていますが、元は屋台から始まっていますので、クイッティアオをはじめ、ご飯ものまで1皿35~60バーツと安いので、家族でお腹一杯食べても300バーツ以内で収まります。
お店の中に大きく価格表が貼り出してありますが、タイ語で書かれていますので、外国人の方は読めませんが、1品ごとの値段が安いことと、店主自らテーブルまで来て会計をしてくれますので、外国人価格などは一切ありませんので、安心して美味しいクイッティアオを楽しむことができます。
また店内の壁の至るところに、メニューの写真が貼ってありますので、どうしても注文
「クイッティアオ ナーム コン ランパン」の場所は?
バンコクからアユタヤ旧市街へ入る幹線道路「Ayutthaya-Ang Thong Road」の側道沿いにありますが、車で来られた場合には目印になるものが少なく分かり難いかも知れません。
国道32号線(通称:アジアンロード)からアユタヤ方面へ入り、必ず一番左のレーンを走行して、「Ayutthaya-Ang Thong Road」の側道に入ります。
歩道橋を2つ過ぎると、右に1つめの信号が見えて来ますので、ここから左車線で徐行し約100mほどで左側にお店が見え到着です。
「クイッティアオ ナーム コン ランパン」のおすすめメニューは?
1:センミートムヤム(トムヤムスープの米粉細麺)
「クイッティアオ ナーム コン ランパン」のトムヤムスープは、見た目が赤く物凄く辛そうに見えますが、これはコクを出すための豆板醤のような味噌が入っているためで、ほんの少しピリ辛なだけで美味しいです。
筆者は、これに少しだけナンプラー(魚醤)を入れて、上にのっているマナーオ(スダチ)を絞り、少しプリックを追加して入れて食べるくらいです。
スープも熱々でボリュームがあり、トムヤムスープが細麺のセンミー(米粉の細麺)に絡んで美味しい筆者のお気に入りクイッティアオです。
2:バミートムヤム(トムヤムスープの中華麺)
先にご紹介した「センミートムヤム」の麺を中華麺に変えたものです。スープは同じですが、センミー(米粉細麺)とは違った食感でモチモチしていて美味しいです。
ただ運ばれて来てから、早めに食べないと麺がスープを吸ってしまうと、モチモチ感が落ちてしまいますので注意が必要です。
また「クイッティアオ ナーム コン ランパン」のトムヤムには、豚の骨付き肉が入っており、ホロッと外れて美味しいので、是非、試してみて下さい。
3:カオマンガイ(シンガポールチキンライス?)
カオマンガイを日本語にどう訳すか、言いようがないのですが、鳥の油で炒めたタイ米を鶏ガラスープで炊いたご飯の上に、蒸した鶏肉を乗せたタイの屋台料理の一つです。
あっさりとしていますが、鶏ガラスープで炊きあげられており、味わいのある料理で、ショウガやプリックなどの香辛料が入ったタレ(ナムチム)をかけて頂きます。
これは辛い物が苦手な子供用に、いつも注文しており、ナムチムをかけずに、そのまま食べても鶏ガラスープのコクがあり、美味しいです。
4:バミーナムサイ
こちらの「バーミーナムサイ(鶏ガラスープと中華麺)」は、ムーデーンスライス(味付き豚肉のスライス)やルークチン(豚肉のつみれ)など具沢山で、パクチーも多めに入っており、あっさりとした味付けなので、子供から大人まで美味しく頂けるクイッティアオ(Thai Noodle)です。
これも子供用に注文した品ですが、ボリュームがあり過ぎて完食は出来なかったので、残りは私が美味しく頂きました。
5:カオラオ イェンタフォー(紅腐乳入り麺無しスープ)
「カオラオ イェンタフォー」は、鶏ガラスープのナムサイに野菜やルークチンなどが入っており、さらに豆腐を紅麹で発酵させた発酵食品であるイェンタフォーを入れた野菜スープです。麺が入っておらず、日本の味噌汁のようなイメージです。
少し酸味がありますが、トムヤムほど強くないので、酸っぱい物が苦手な方にはおすすめです。
「クイッティアオ ナーム コン ランパン」のクイッティアオの作り方
動画を見てもらえると面白いのが、普通のクイッティアオお店は茹でた後に湯切りして終わりなのですが、「クイッティアオ ナーム コン ランパン」の作り方は麺を普通のお湯で茹でた後に、スープにくぐらせるんです。
意味があるのか聞いてみたんですが、残念ながら「秘密なので」と教えてくれませんでした。
その他、豆知識
1:食事の時に注意すること
タイでは平均気温が30度を越えるため、レストランなどで飲み物を注文すると、コップと一緒に必ず氷が出て来ますが、この時、必ず確認して欲しいのが「氷の形状」です。
氷の形状を見て、「穴」が開いていれば製氷所で作ったものなので安心ですが、「穴」のないものは、そのお店で作った氷の可能性が高いため、後々、お腹をこわす可能性が高くなります。
実際、昔、筆者はバンコクのアイスクリーム屋さんの店内で、休憩をしていたときに出された氷が、店内で作られたもので、お腹をこわして病院に行ったことがあります。
必ず、出された氷に穴が開いているかどうかを確認し、もし穴が開いてなければ、注意して飲み物だけを飲むようにして下さい。
まとめ
夕方から深夜にかけて、美味しいクイッティアオを食べたいときに、おすすめな「クイッティアオ ナーム コン ランパン」をご紹介しました。
筆者がタイに赴任した頃には、この「クイッティアオ ナーム コン ランパン」は屋台でしたが、やはりかなりの人気店でしたので、下手な時間帯に行くとテーブルが満席で座れないということもありました。
いまは立派なお店になっており、店主の方も元気がよく、感じの良い方なので、アユタヤに来られたときには、是非、寄ってみて下さい。
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