ワットプーカオトーン(Wat Phu Khao Thong) / アユタヤの田園地帯にそびえる「黄金の仏塔寺院」


  
「ワットプーカオトーン(Wat Phu Khao Thong)」は、アユタヤ旧市街の北西部、田園地帯の中にあり、世界遺産の「古都アユタヤ」の構成遺跡の一つで、中央のチェーディー(仏塔)の高さは50m、チェーディー(仏塔)の最高点が80~90mという巨大な仏教寺院遺跡となります。

すぐ隣にある公園には、黒の王と呼ばれたアユタヤ王朝第21代ナレースワン王の銅像が立っており、時間があれば合わせて見て回ることができます。

白い仏塔が印象的な「ワットプーカオトーン(Wat Phu Khao Thong)」をご紹介します。
   

「ワットプーカオトーン(Wat Phu Khao Thong)」とは?

   

   
1387年、アユタヤ王朝第2代目の王である「ラーメースワン王」によって、この地にひとつの仏教寺院が建立されました。

時は流れ1569年、ビルマ(現在のミャンマー)にあったタウングー王朝のバインナウン王が、アユタヤ王朝との戦争に勝利し占領下においた際に、戦勝記念として仏教寺院の横にモンビルマ様式の大きなチェーディー(仏塔)を建立したのが「ワット プーカオトーン(Wat Phu Khao Thong)」の始まりとなります。

その後、ビルマからの独立を勝ち取ったアユタヤ王朝第21代のナレースワン王(黒の王)が、1587年に戦勝記念としてタイ様式の寺院に作り変えましたが荒廃が進み、1754年にアユタヤ王朝第34代ボーロマコート王(在位1733~1758年)の手により、以前からあった基礎の上に現在のチェーディー(仏塔)が作られました。

1956年には仏歴25世紀を記念して、仏塔の最頂部に重さ2.5kgの黄金の珠が取付けられたことから「黄金の仏塔寺院」とも呼ばれています。

残念ながら2.5kgの黄金は盗難にあい、現在は金メッキの珠が取付けられています。

   

「ワットプーカオトーン(Wat Phu Khao Thong)」の見どころは?

  

1:白く輝く巨大なチェーディー(仏塔)

   

   

   
最頂部が約80~90mの高さを誇る白く輝くチェーディー(仏塔)が一番の見どころで、一般の方が登れるのは高さ約50mのテラスまでとなります。
  

  

   
チェーディー(仏塔)の4方向に登り口の階段が設置されており、誰でも登れますが勾配が急で階段の幅が狭いので注意が必要です。
  

  

  

  
  
チェーディー(仏塔)の50m地点からは、アユタヤの田園地帯を見渡すことが可能で、その大きさを実感することができます。
  
  
 

2:チェーディー(仏塔)最上部の仏像

  

  

    
「ワットプーカオトーン」の最上部には、各4方向には黄金の仏像が安置されています。最上部のテラスからは距離が近過ぎて見難いですが、階段の途中からであれば綺麗に見ることができます。
   

3:隣接する仏教寺院

  

   
筆者が訪れた時には、残念ながら改修工事中で中に入ることが出来ませんでしたが、この仏教寺院はアユタヤ王朝初期、第2代「ラーメースワン王」によって建立されたもので、非常に歴史のある寺院です。
  
礼拝堂を中心に、チェーディー(仏塔)が配置されており、改修が終了したら綺麗な姿を見ることができそうです。
  
 

4:数多くの仏像

  

   

   
「ワットプーカオトーン」の手前には、数多くの仏像が仮テントに安置されており、多くの方が参拝されています。
  
これは先にご紹介させて頂いた仏教寺院に安置されていたのだと思いますが、寺院改修のため、一時的に移転しているようです。全ての仏像の表情が異なりますので、じっくりと見学されてみては如何でしょう。
  
  

「ワットプーカオトーン(Wat Phu Khao Thong)」の場所は?

  

  
ワットプーカオトーンはアユタヤ旧市街の北西部の田園地帯にあり、有名な「ワット マハタート」から約7kmほど離れています。レンタルサイクルを利用すれば行けないことはないですが、幹線道路を通るため交通量も多いのでおすすめできません。
  
ワットプーカオトーンへの移動は、トゥクトゥクを利用することをおすすめします。最初に交渉しておけば片道200バーツで行くことができますが、帰りのことを考慮すると3時間600バーツほどで貸切った方がお得です。
  

名称 ワットプーカオトーン
名称(英) Wat Phu Khao Thong
住所 Phukhao Thong Phra Nakhon Si Ayutthaya
拝観料 無料

  
  

 

その他、豆知識

1:チェーディー(仏塔)の扉

  

  

   
また一般公開されていませんが、チェーディー(仏塔)北東側の階段近くには、内部へ入ることのできる小さな扉が設置されています。
  
チェーディー(仏塔)内部の情報について調べてみましたが、よく分かりませんでした。
  

2:タイの犬

  
これはアユタヤだけではなく、タイ全国的にいえることですが、道端には多くの野良犬がいます。首輪をつけて人に飼われている犬もいますが、日本とは異なり、これらの殆どが狂犬病のワクチン注射をしていませんので注意が必要です。

もし旅行でタイに来られて歩いている時に、犬がついて来たら、近づき過ぎないように注意しながら、コンビニエンスストアなどに入って、やり過ごすなど刺激しないようにして避けることが大切です。
  

まとめ


  
アユタヤ旧市街の島の外、北西部にある「ワットプーカオトーン(Wat Phu Khao Thong)」をご紹介しました。

アユタヤ旧市街から離れた場所にあり、観光客の少ない寺院遺跡ですがアユタヤの田園地帯を見渡すことができる絶好のスポットです。天気の良い日には空の青と白のチェーディー(仏塔)のコントラストが美しいので、是非、足を延ばしてみて下さい。
 
 

 

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