アユタヤ旧市街のチャオプラヤー川沿いにあり、オープンテラスでのんびりと景色を楽しみながら、美味しいタイ料理が食べれるおすすめレストランが「Sai Thong Restaurant(サイトーンレストラン)」です。
メニューも英語、日本語、タイ語としっかり揃っており、観光でふらっと来店しても安心して食事のできるタイ料理レストランです。
筆者は、会社で重要な来客があった場合の食事など、ここを利用することがあるほどです。
今回は、筆者おすすめのタイ料理レストラン「Sai Thong Restaurant(サイトーンレストラン)」をご紹介します。
「Sai Thong Restaurant(サイトーンレストラン)」はどんなお店?
先にも少しご紹介しましたが、世界遺産であるアユタヤ旧市街の中にあり、チャオプラヤー川沿いにあるタイ料理レストランです。
菩提樹のご神木
お店の中心には、屋根を突き抜けて外から見えるほど、大きな菩提樹のご神木があり、お店のシンボルになっています。
アイキャッチの写真で、お店の建物の上に木がでていますが、これが写真のご神木の上の部分です。
クルーズ船への降り口
またお店でクルーズ船を所有しており、予約をしておくとチャオプラヤー川を約1時間~1時間30分ほど、クルーズしながらアユタヤの遺跡をみたり、ナマズにエサやりをしたり、のんびりディナーを楽しむこともできます。
オープンテラス席とエアコンの効いた室内席が2ヵ所あり、大人数でのパーティーも行うことができるので、会社の忘年会や結婚披露宴などにも使われています。
「Sai Thong Restaurant(サイトーンレストラン)」の価格帯は?
チャオプラヤー川沿いの絶好のロケーションという割には、1皿150バーツ前後から高い料理で300バーツ程度となります。
アユタヤ名物の「クンパオ(焼きエビ)」は、チャオプラヤー川で採れた天然物を使っているので、1kgで800バーツと高いのが特徴です。家族で食事に行ってお腹一杯食べても、1,000~1,500バーツ前後ほどで十分に足りますので、おすすめです。
「Sai Thong Restaurant(サイトーンレストラン)」の場所は?
1:国鉄アユタヤ駅から行く場合
1:トゥクトゥクを利用する場合
アユタヤ駅の前には、客待ちのトゥクトゥクがいますので、交渉次第で100~200バーツ前後で行くことができます。サイトーンのレストラン名を言っても分からない運転手の方が多いと思いますので、グーグルマップを使ってお店の位置を表示してあげると分かり易くスムーズに話が進みます。
2:レンタルサイクルを利用する場合
アユタヤ駅から、通りを渡りパーサック川の渡し船を使ってアユタヤ旧市街に入り、船着き場からアユタヤ島の周回道路である「Uthong Road(ウートンロード)」に出る前に、レンタルレンタルサイクルは40~100バーツ前後(時期によってレンタル価格が変動することがあります)で借りることができます。
レンタルサイクルは、下記で借りられます。
ただ台数が少ないので、レンタルサイクルが無い場合がありますので注意が必要です。
ここからアユタヤ島の周回道路である「Uthong Road(ウートンロード)」を左折し、チャオプラヤー川方面に向かって約2.5kmほど直進すれば、右側にお店が見えます。
途中、以前にご紹介した「ポンペット要塞(The Phet Fortress)」を左側に見ることができますので、途中で寄り道をしても面白いと思います。
2:自動車で行く場合
自動車で行く場合には、32号線(アジアンロード)をアユタヤ方面へ入り、パーサック川を渡るまで約5kmほど直進します。アユタヤ旧市街に入り、2つめの信号を左折し突き当たりを右折すると、すぐ左側にお店が見え到着です。
「Sai Thong Restaurant(サイトーンレストラン)」のおすすめメニューは?
筆者がサイトーンに行った時に食べたメニューをご紹介します。
1:トーット マン クン(エビのすり身フライ)
エビの身をすり潰し、ペースト状にした素材にパン粉をつけてフライにしたもので、揚げたてアツアツにハチミツをつけて頂きます。
フライのパリッとした衣と、すり身のぷりぷりした食感の組合せが美味しい人気料理で、以前クンパオ(焼きえび)でご紹介した「Restaurant Phongphan(ポンパン)」でも食べた料理です。
醤油で食べても美味しいので、是非、試してみて下さい。
2:パムッ ヤーン カイ(イカの卵入り丸焼き)
パッと見は、ただのイカの丸焼きなのですが、中にはイカの卵?が詰まっており、ピリ辛のシーフードソースで頂きます。
もちもちした食感で、普通に丸焼きにされたイカよりも濃厚な味になり、非常に美味しいのでビールなどのツマミに最適です。
ただプリン体が多く含まれており、痛風の方は食べると症状が悪化しますので注意が必要です。
3:ヤム プラー ドゥック フゥー(魚の天ぷらサラダ)
料理の名前に「ヤム」が付くので、タイでいうサラダとなりますが、魚のすり身を高温の油で揚げたものが入っており、サクッとした食感にコクが追加され、さらに酸味の効いたサラダが絶妙で、これも美味しいです。
ソムタムとは異なり、辛さも抑えてありますので食べ易いのが特徴です。
4:パカポン ヌン マナーオ(パカポンのマナーオ煮)
本日のメインディッシュで、ちょっと手をつけちゃってますが、パカポンは日本でいうスズキの仲間で、あっさりした白身が美味しいです。
パカポンを蒸してから、酸味の効いたピリ辛スープに入れたもので、プリック(青唐辛子)やカティアム(ニンニク)、パクチーなどを刻んだものが入っており、臭みもなく非常に美味しい料理です。
このスープをおかずに、ご飯をしっかり食べれます。
この4種類だけで、お腹一杯になること間違いなしです。
後、これに少し高いですが「クンパオ(焼きえび)」をクンキロ(0.5kg)追加すると、アユタヤでのディナーとして十分に満足してもらえると思います。
その他、豆知識
1:タイ語でトゥクトゥクの交渉をする方法
筆者はタイの運転免許を取得していますので、余りトゥクトゥクに乗る機会は少ないですが、車で行くには面倒臭いセブンイレブンなど近距離への買い物でモタサイ(バイクタクシー)に乗ることは多々あります。モタサイの場合、ある程度価格が決まっているので、交渉の必要もないですが。。。
タイ語で値段交渉する場合、筆者はいつも下記のような感じですので、アユタヤへ旅行に来られてトゥクトゥクなどに交渉する場合に参考にして下さい。
2:「パイダーイ(行けるよ)」、または「ルー(知ってる)」と返事が返ってくれば、
3:「ラカー タオライ カップ(女性ならカー)?(価格はいくらですか?)」と価格を聞いてみて下さい。
4:「ヌン ローイ バーツ(100バーツ)」や「ソン ローイ バーツ(200バーツ) 」と値段を教えてくれます。アユタヤ旧市街であれば100~200バーツで、周れますので妥当な値段だと思います。
5:仮に、300バーツ(サム ローイ)バーツ以上の値段をいわれた場合には、「ロップ ラカー ダイマイ ? 150(ヌンローイハースィップ)バーツ ダイマイ?(値下げしてくれない? 150バーツでどう?)」という感じで、価格の交渉をして、200バーツ以下になればOKだと思います。
※ただ1時間幾ら「ター チャイ ヌン チュモン、タオライ?(もし1時間使うなら幾ら?)」、1日幾ら「ター チャイ ヌンワン、タオライ?(もし1日使うなら幾ら?)」と聞いてみて、大体1時間100~200バーツ前後で行きたい所を回ってくれる場合もありますので、気軽に聞いてみて下さい。
2:チャオプラヤー川クルーズ
事前の予約が必要となりますが、お店の船に乗って食事を楽しみながら、約1時間30分程のクルージングでチャオプラヤー川沿いにある遺跡を見ることができます。料金的には12,000バーツ前後となり、人数や料理によって価格が異なります。
途中、ナマズなどにパンのエサやりをしたり、楽しめますので機会があれば、是非、ディナークルーズを楽しんでみては如何でしょうか。
まとめ
アユタヤ旧市街で、おすすめのタイ料理レストラン「Sai Thong Restaurant(サイトーンレストラン)」をご紹介しました。筆者の勤める会社では、お客さんと食事をする際に利用することが多々あるほど、美味しいタイ料理屋です。
チャオプラヤー川を見ながら、のんびりと楽しめるタイ料理は格別で、メニューには日本語も記載してありますので、観光途中でランチに寄ってみては如何でしょうか。
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