ワット ウォーラチェーターラーム / ナレースワン王を偲んでエーカートッサロット王が建立した仏教寺院


  
「ワット ウォーラチェーターラーム(Wat Worachetharam)」は、アユタヤ旧市街の西側、アユタヤでも最大級の涅槃像が安置されている「ワット・ローカヤスターラーム(Wat Lokayasutharam)」の直ぐ傍にある仏教寺院遺跡ですが、余り観光客もいないため、のんびりと散策することができます。
  
また「ワット ウォーラチェーターラーム」も世界遺産である「古都アユタヤ」を構成する遺跡の一つでもあり、目の前には先にご紹介した「ワット ウォーラポー」もあります。
  
後ほど、ご紹介しますが見どころの一つである仏像は、にこやかに微笑んでいるような表情をされていて、見ていて落ち着きます。
  
今回は、観光客も少なくゆっくりと見学できる「ワット ウォーラチェーターラーム」をご紹介します。
   

「ワット ウォーラチェーターラーム」とは?

   

   
アユタヤ旧市街の西側に位置し、多くの観光客がツアーで訪れる「ワット・ローカヤスターラーム(Wat Lokayasutharam)」の直ぐ傍にあり、敬虔なタイ人の方が参拝されている仏教寺院遺跡で、外国人の方を見掛けたことはありません。
  
「ワット ウォーラチェーターラーム」はアユタヤ王朝第22代、白の王と呼ばれる「エーカートッサロット王」によって建立されました。王の兄である第21代ナレースワン王を荼毘に付すため、この場所に大きな火葬場を作り、10,000人の僧侶を火葬の際に招待したといわれています。
 
寺院内には、スコータイ様式の釣り鐘のような形をしたメインパゴタと、4つの礼拝堂跡と復元された大きな2体の仏像、2つの小さなチェーディー(仏塔)が連なった台座などがあります。特に、礼拝堂の内部に安置された仏像は微笑んでいるような穏やかな表情をされており、必見です。

今回は、古式ムエタイを創始した黒の王、ナレースワン王に縁のある「ワット ウォーラチェーターラーム」をご紹介します。
  
  

「ワット ウォーラチェーターラーム」の見どころは?

1:メインパゴタ前の仏像

  

  

   

  
メインパゴタの前に配置された礼拝堂の遺跡には、復元された大きな仏像をはじめ、破壊されて台座だけになったものや原型を留めていない仏像も一緒に安置されています。
  
大きな仏像にはタンブンで黄色い袈裟が掛けられており、人々の信仰を集めているのが分かります。ここには週末だけですが、遺跡の前でロウソクやお線香を20バーツで販売している地元の方がいますので、参拝されてみては如何でしょうか。
   

   
大きな仏像の表情は、少し物悲しく見えてしまいますが、後ろにあるメインパゴタとのコントラストが素晴らしく見入ってしまいます。
  

2:礼拝堂の仏像

   

   

    
先にご紹介したメインパゴタ前の仏像の横には、礼拝堂の遺跡が残っており、ここにも大きな仏像と破壊された仏像が安置されています。
  
この礼拝堂跡に安置されている仏像は、外の仏像とは対照的に微笑んでいるような表情をされており、筆者のお気に入りの仏像でもあります。
  

3:メインパゴタ

  

  

  

     
「ワット ウォーラチェーターラーム」にあるメインパゴタは、アユタヤ遺跡でよくみられるクメール様式ではなく、丸い円錐形をしたスコータイ様式となります。細かなレンガを積み重ねて作られており、一段高くなったテラスに登ることもできるようになっていますので、ここから仏像の背中を見ることもできます。
  

4:礼拝堂の跡

  

   

   

  
「ワット ウォーラチェーターラーム」には4つの礼拝堂跡があり、そのうちの2つは、先にご紹介した仏像が安置されている場所になり、その他の礼拝堂は外壁がない状態まで破壊されていますが、土台の基礎部分は残っており、長い悠久の時を感じます。
     
   

「ワット ウォーラチェーターラーム」の雰囲気は?

 
「ワット ウォーラチェーターラーム」の雰囲気は、こんな感じになります。
  

  
  
  

「ワット ウォーラチェーターラーム」に行くには?

  

  
アユタヤ駅をスタート地点として「ワット ウォーラチェーターラーム」への行き方をご紹介します。

トゥクトゥクを利用する場合

国鉄アユタヤ駅からトゥクトゥクを使って「ワット ローカヤスターラーム」まで、片道150バーツで行くことができます。

昨日ご紹介した「ワット ウォーラポー」の目の前になりますので、通り道のついでにトゥクトゥクの運転手に寄ってもらうと「ワット ローカヤスターラーム」「ワット ウォーラポー」、「ワット ウォーラチェーターラーム」の3つの遺跡を見ることができますので一石三鳥で、おすすめです。

レンタルサイクルを利用する場合

国鉄アユタヤ駅から渡し船で旧市街に渡り、50バーツでレンタルサイクルを借ります。ここから、まずは「アユタヤ エレファントキャンプ」を目指し、アユタヤ島を縦断する幹線道路である309号線と並走する「パトンロード(Pa Thong Rd)」を西に向かって約2.5kmほど直進します。

「アユタヤ エレファントキャンプ」を過ぎると、小さな運河に突当り、木製の橋が掛かっていますので渡ってから右折して約800mほどで左側に路地が見えますので、これを入ると「ワット ウォーラポー」が見えます。

「ワット ウォーラポー」を左に見ながら、一番最初の三叉路交差点を左折すれば、右側に「ワット ウォーラチェーターラーム」が見え、到着です。
  
  
  
  
  
 

名称 ワット ウォーラチェーターラーム
名称(英) Wat Worachetharam
拝観料 無料
住所 Tha Wa Su Kri, Phra Nakhon Si Ayutthaya 13000

  
  

その他、豆知識

 

遺跡巡りでの注意点

タイに旅行へ来られて筆者のように、遺跡やお寺巡りを楽しむ方も多いのではないかと思いますが、特に余り人が行かないような遺跡を巡る際には、草むらとレンガなどに開いた穴には注意して下さい。

タイには野生のコブラが思った以上に多く生息しており、日中の暑い時間は、レンガの隙間にある日陰に潜んでいる可能性があります。

実際、筆者住む地域のには空き地が多いからか、自宅にも小さなコブラが出て大慌てで退治したことがあるほどです。

ただ妻に聞くと、コブラに噛まれてもアユタヤの大きな病院には「血清」が置いてあるので、余り心配ないとのことですが、一番注意しなければいけないのが「ングーキアオ(グリーンスネーク)」で、毒が非常に強く5分も経てば死んでしまうといわれており、また病院にも血清を置いていないらしいので、遺跡で草むらなどを歩くときには用心して下さい。
    

まとめ

  

  
世界遺産である「古都アユタヤ」を構成する遺跡の一つである「ワット ウォーラチェーターラーム」をご紹介しました。
  
ここは日帰り観光ツアーに組込まれる「ワット・ローカヤスターラーム(Wat Lokayasutharam)」の直ぐ傍にありますが、外国人の観光客は殆ど見たことがなく、タイ人の方が参拝に訪れることが多い仏教寺院遺跡です。

広々とした境内は、開けていて気持ちが良いので、足を運んでみては如何でしょうか。
   
   
  
  

   
   

  
 
   

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