【個人旅行者 必見!】アユタヤ観光 / 快適な移動手段を確保する方法は?

世界遺産の街、アユタヤにはツアーでの日帰り旅行をはじめ、個人旅行で来られる方も多くいらっしゃいます。

多くの方が、JTBやHISなどの大手旅行代理店が手配する大型バスで来られることが殆どだと思いますが、アユタヤに個人で電車やバスを使って来られた場合、アユタヤの街中を遺跡まで移動する手段は自分で手配することになります。

筆者も昔、タイを個人旅行をする際には、事前に色々調べて来ても、記載されているデータが古く現地で四苦八苦しながら、移動手段を探していました。

今回は、初めて個人旅行でアユタヤに来られた方が移動手段の参考になればと思い、アユタヤ駅からの移動手段についてご紹介します。
   

アユタヤでの移動方法について

アユタヤを個人で観光する場合、移動方法としては「トゥクトゥクを使う」、「レンタルバイクを使う」、「レンタルサイクルを使う」、「徒歩で挑戦」の大きく4つの方法がありますので、簡単に、それぞれのメリット、デメリットをご紹介します。

1:「トゥクトゥクを使う」場合

  

  
【メリット】
移動時間が短縮でき、効率良く遺跡巡りや観光を楽しむことができるため、日帰り観光などで滞在時間は短いけど、沢山の遺跡を見て回りたい方をはじめ、「ワット・チャイワッタナーラーム」「ワット プッタイサワン」など、アユタヤ旧市街から外れた交通の便が悪い場所に行きたい方にはおすすめです。 
  
【デメリット】
数か所を見て回りたい場合には、運転手との交渉が必要になるため、タイ語かカタコトでも英語が少しでも話せることが必要になります。ただ運転手の方も観光客慣れしていますので、ガイドブックを見せながら話せば分かってくれると思います。
  
  

2:「レンタルバイクを使う」場合

  

  
【メリット】
1日レンタルしても200バーツ程度と非常に安く、自由に動けるため行動範囲が劇的に広がり、効率良く遺跡観光をすることが可能で、レンタル方法も日本で取得した国際免許とパスポートを持参するだけで借りることができます。 
 
【デメリット】
レンタル屋さんが任意保険に入っていない場合もあり、事故を起こしたときには自分で保険が効かずに全額自己負担となる可能性があります。レンタルする前に必ず確認することをおすすめします。またタイの道路交通法に従った運転をする必要があり、日本とは少し異なる場合もありますので注意が必要です。警察に捕まった場合には、自分で交渉する必要がありますが地元警察の場合、英語を話せる確率は低いので、捕まらないような安全運転を心掛けましょう。

注意事項として旅行前に日本で「国際免許」を取得しておく必要があります。
※昨年、道交法が改正となり無免許運転の罰金が50,000バーツに増えていますので、パスポートのみの提示でも借りれるお店もありますが、安易にレンタルしないようにして下さい。

 
 

3:「レンタルサイクルを使う」場合

  

  
【メリット】
1日レンタルしても50バーツ前後と非常に安価で交通手段を得ることが可能で、アユタヤ旧市街であれば「ワット マハタート」をはじめ、「ワット ラチャブラナ」「ワット プラシーサンペット」など歴史公園近くの遺跡は駐車場も気にせず、気軽に回ることができます。
      
【デメリット】
比較的涼しい乾季でも日中は気温が30度を超え、きつい日差しの中を走ることになりますので、日焼けや熱中症に対する対策が必須事項となります。また「アユタヤエレファントキャンプ」近辺などは一部、二輪車優先レーンがありますが、交通量の多い幹線道路などでは事故への注意が必要となります。

4:「徒歩で挑戦」

  

      
基本的にアユタヤ歴史公園周辺であれば、徒歩で観光を楽しむことができますが、アユタヤ駅などからの【 観光のための長時間の徒歩はデメリットしかない 】ので、おすすめできません。

強いてメリットを言うなら、トゥクトゥクやレンタルバイクなどでは気が付き難い路地の遺跡などを見ることができるということだけです。

デメリットとしては、観光をする時間効率が圧倒的に悪い、日焼けや熱中症の可能性が高まる、犯罪に巻き込まれる可能性が高くなるといった感じですので、日中だろうが夜だろうが極力、徒歩での長距離移動はしないことをおすすめします。
  
  

移動方法 メリット デメリット
トゥクトゥク 移動時間が短く効率が良い 複数周る時に運転手と交渉が必要
レンタルバイク 自由度が高く行動範囲が広い 事故が心配
レンタルサイクル 行動範囲は限られるが、自由度が高い 日焼けや熱中症対策が必須
徒歩 なし 時間効率が悪い、事件に巻込まれる可能性がある

 
 
  

 
  
  

国鉄アユタヤ駅から移動する場合

  

    

1:「トゥクトゥクを使う」場合

バンコクのフアランポーン駅からアユタヤまで電車を利用し、遺跡巡りの移動手段としてトゥクトゥクを利用する場合、片道であれば上の写真のように、場所によってハッキリと料金が明記されていますので、ボッタクられることはありません。 

ただし複数個所を観光する場合には、先にご紹介したようにトゥクトゥクの運転手との交渉になります。
  

2:「レンタルバイクを使う」場合

国鉄アユタヤ駅周辺には、バックパッカー御用達の安宿が数多くあり、その中にはレンタルバイクの貸し出しを行っているお店もあります。

レンタルバイクは200バーツ程で借りることができますので、国際免許を持っていればおすすめですが、旧市街に入るためには、交通量の多い幹線道路を走ることになりますので、十分な注意が必要です。

筆者的には、アユタヤ旧市街に片道5バーツの渡し船を使って渡り、船着き場近辺のレンタルバイク屋で借りた方が、安全なのでおすすめです。
 

3:「レンタルサイクルを使う」場合

アユタヤ駅前でもレンタルサイクルを借りることができますが、こちらは観光したい場所によって借りる場所を考慮する必要があります。

アユタヤ旧市街を観光する場合には、レンタルバイク同様、渡し船で渡ってから借りると便利です。

逆にアユタヤ旧市街の外、島の外にある「ワット ヤイチャイモンコン」や「ワット パナンチューン」「日本人町跡」などを観光する場合には、アユタヤ駅前でレンタルして行くといった感じです。
 
 

渡し船の利用方法について

  

  

  
アユタヤ駅を出て、目の前の道路を渡るとパーサック川へ続く路地があり、突当りに川へ降りる欄干がありますので、この手前左側の商店でおばちゃんが料金の支払いを待っています。
  

  
赤い看板に「Please Pay Here(One Way)」と書かれていますので、ここで片道分5バーツを支払い船着き場に降りて船を待ちます。もしアユタヤ駅近辺でレンタルサイクルを借りていたらその分の5バーツを支払います。
  

  

  
船が到着したら、乗り込んで対岸へ渡り終了です。
  

  

国鉄アユタヤ駅から、渡し舟で旧市街への渡り方を動画でアップしています。
  
  

    
        
逆の場合、アユタヤ旧市街側には渡し船の料金所はありませんので、そのまま船着き場から船に乗り、島の外側にある料金所で5バーツを支払います。
   

まとめ

   

  
アユタヤ観光に来られた際の移動方法について、ご紹介しました。観光での移動手段によって、楽しめるかどうかが決まるといっても過言ではありません。折角、アユタヤに来られたんですから、しっかりと自分に合った移動手段を見付けて有意義な世界遺産観光を楽しんで下さい。
   
  
  
 
  

   
   

 
 
 
 

タイ猫Yuwiのアユタヤ観光案内

   「ワット タンミカラート」は、「ワット マハタート」や「ワット ラチャブラナ」のある「アユタヤ歴史公園」の北側に位…

 
タイ猫Yuwiのアユタヤ観光案内

アユタヤの遺跡の中でも、その美しいクメール様式のチェーディー(仏塔)が印象的なのが「ワットラチャブラナ(Wat Ratb…

 

タイ猫Yuwiのアユタヤ観光案内

アユタヤ観光で外す事ができないお寺が「ワット ヤイ・チャイモンコン」です。現在も、お坊さんが出家されているお寺で、常に多…

最新情報をチェックしよう!