世界遺産の街アユタヤには見所が沢山あり、筆者的には、アユタヤの魅力を知ってもらうには3泊4日ほど掛けて、のんびりと廻ってもらえるといいなと思うのですが、中々そこまで時間が取れないのが実情ではないでしょうか。
実際、筆者が初めてアユタヤに観光旅行に来た時も日帰りでバタバタと数か所を廻って帰った記憶があります。
筆者は通常、車で遺跡巡りをしていますが、今回はアユタヤ駅をスタート地点としてレンタルサイクルを使って、実際に遺跡巡りをしてみますので、個人旅行で来られる方の参考にしてもらえればと思います。
また最後に「GoPro Hero7 Black」のタイムワープ機能を利用して、道順をレンタルサイクルで廻った短い動画を掲載しています。
筆者のおすすめ観光コース-1(アユタヤ歴史公園 集中観光コース)
アユタヤの代名詞でもある「ワット マハタート」をはじめ、「ワット プラシーサンペット」や「アユタヤエレファントキャンプ」など、主要な遺跡や観光地7ヵ所を一気に見て回る集中観光コースとなり、時間がないけど日帰りで世界遺産の街、アユタヤを満喫したい場合におすすめの観光コースです。
ただしレンタルサイクルでの移動距離は少ないですが、遺跡内を散策すると結構な距離を歩きますので、体力は必要になります。今の乾季でも日中は30度を超えますので、途中で休憩を挟みながら、くれぐれも無理をしないようにして下さい。
コース概要
国鉄アユタヤ駅 → 「ワットマハタート」 → 「ワットラチャブラナ」 → 「ワットタンミカラート」 → 「ヴィハーンプラモンコンビット」 → 「ワットプラシーサンペット」 → 「ワットプララーム」 → 「アユタヤエレファントキャンプ」 → 国鉄アユタヤ駅 といったコースで1日を掛けてアユタヤ歴史公園周辺の遺跡や寺院を、のんびりと観光をします。
08:00 国鉄アユタヤ駅出発、渡し船でアユタヤ旧市街へ
08:20 レンタルサイクルを借り、ワットマハタートへ出発
08:30 ワットマハタートに到着、見学
09:35 ワットラチャブラナに到着、見学
10:45 ワットタンミカラートに到着、見学
12:00 ヴィハーンモンコンビットに到着
横にある市場の屋台でクイッティアオなどの、現地の屋台料理で昼食
※ヴィハーンモンコンビットとワットプラシーサンペットは同じ敷地内なので移動時間は省く
12:30 ヴィハーンモンコンビットを見学
13:00 ワットプラシーサンペットを見学
14:05 ワットプララームに到着、見学
15:10 アユタヤエレファントキャンプに到着、象乗り体験
※象乗り体験後に、国鉄アユタヤ駅に向けて帰路
16:40 渡し船でアユタヤ島から国鉄アユタヤ駅へ
このスケジュールは遺跡で1時間ほど、のんびりと観光することを前提に考えていますので、人によってはもっと早く観光が終わる可能性が高いと思います。
レンタルサイクルの借り方
今回は、アユタヤ旧市街に渡し舟を使って渡り、船着き場を上がってアユタヤ周回道路である「Uthong Road(ウートンロード)」にでる手前にあるゲストハウスの「December house」で自転車を50バーツで借りました。
パスポートの提示を求められ、コピーを取られますので、忘れないようにして下さい。
まず「December house」の受付に、タイ語で「チャオ ジャカヤーン ダイマイ?(自転車借りれますか?)」と聞いて下さい。
結構な数のレンタルサイクルを持っているようですが、状態の良いものから貸し出されるので早めの時間に行かれた方が無難です。
パスポートの提示とコピーが終わり、料金50バーツを支払うとレンタルサイクルとワイヤーロックを用意してくれ、簡単なアユタヤ旧市街の地図にお店の緊急連絡先が記載された紙を渡されますので、大事に保管しておいて下さい。
お店の方も外国人慣れしていますので、タイ語でなくても簡単な英語だけで理解してくれると思います。
アユタヤ駅の船着き場までの間にレンタルバイク150バーツという店もあり、少し心惹かれる場合がありますが、国際免許を所持していない場合は、絶対にレンタルしないで下さい。
アユタヤ駅の時刻表
国鉄アユタヤ駅の時間表の写真を掲載しておきます。
上の写真は、バンコクのフアランポーン駅を出発し、アユタヤに到着する列車の時間となります。
上の写真は、アユタヤからバンコクへ戻る際の夕方近辺の時刻表となります。
順路の移動風景
アユタヤ駅を出発し、ご紹介したコースに沿った順路の目印になる場所を写真でご紹介します。
1:アユタヤ駅
出発地点の国鉄アユタヤ駅となり、予定よりも少し早い07:40にスタートしています。
2:Ho Rattanachai Rd
レンタルサイクルを借りた後、「ワットマハタート」へ向かう道路で最初は市場を通るため、混雑しますが迷わない一本道なのでおすすめです。
3:ワットマハタート前の交差点
「Ho Rattanachai Rd」を真っすぐに5分程走れば、この交差点に突当り、「ワットマハタート」へは左折して30mほどで到着します。
4:ワット ラチャブラナの入口
「ワットマハタート」の観光が終わり、駐輪場を出たら左折して約200m、約1分で「ワット ラチャブラナ」の入口に到着です。入口の右側に駐輪場がありますので、ここにレンタルサイクルを停めて正面、左側にある場所で料金50バーツを支払い、遺跡内を観光します。
5:Naressuan Rd.
「ワット ラチャブラナ」から、「ワット マハタート」側にある交差点を右折し「Naresuan Rd.」に入ります。そのまま約700m直進すると右側に「ワット タンミカラート」の裏側の入口に到着します。
6:ワットタンミカラート裏入口
「Naresuan Rd.」の右側に、「ワットタンミカラート」の裏の入口が見えますので、門が開いていれば、そのまま入っても問題ありません。
7:ワットプラーシーサンペット方面への曲り角
「ワットタンミカラート」の裏入口を出て、目の前の三差路を左側に沿って走ると、目の前に「ワットプララーム」のメインパゴタが見えますので、道に沿って右折すると、正面に「ヴィハーン プラモンコンビット」が見えます。
8:ワットプララーム入口近く
「ワットプラーシーサンペット」と「ヴィハーンプラモンコンビット」の観光が終われば、そのまま南方面へ約120mほど進むと左側に「ワットプララーム」の入口が見えて来ます。
9:アユタヤエレファントキャンプへの交差点
この交差点を右折すると、エレファントライドに出発した象を見ることができます。
10:アユタヤエレファントキャンプ
No.9の交差点を右折し、約300mで右側に入口が見え到着となります。
「アユタヤエレファントキャンプ」の観光が終われば、筆者のおすすめする「アユタヤ歴史公園 集中観光コース」にある7つの遺跡や寺院、エレファントキャンプなどを走破したことになります。
11:Pa Thong Rd.
ここからは、レンタルサイクルを借りた「December house」へ向けての帰路となります。この「Pa Thong Rd.」を直進しても、アユタヤ旧市街の周回道路である「Uthong Rd」へ出て戻ることができますが、幹線道路のため、交通量も多いので朝通過した「Ho Rattanachai Rd」へ戻ることをおすすめします。
12:ワットマハタートへの交差点
この交差点を左折しますが、ロータリーとなっていますので交通量が多いので注意が必要です。この交差点から約400mほどで、左側に「ワットマハタート」が出て来ます。
13:ワットマハタート前の交差点
「ワットマハタート」を過ぎて直ぐの横断歩道を右折すると、朝通った「Ho Rattanachai Rd」になりますので、そのまま東に向かって走ります。
約5分ほどで、レンタルサイクルを借りた「December house」で自転車を返却してから、渡し舟でアユタヤ駅へ戻ります。
アユタヤ旧市街から島の外側への渡し舟の乗り方
アユタヤ旧市街での観光を終え、国鉄アユタヤ駅に渡し舟で渡る場合、料金を支払うのは向こう岸に着いてからとなります。詳しくは動画を見てもらえれば嬉しいです。
アユタヤ日帰り観光の道順詳細
レンタルサイクルで、アユタヤを日帰り観光する道順を「GoPro HERO7 Black」のタイムワープで撮影した動画をアップしておきますので、短時間で道順の確認ができると思います。
アユタヤに来られて迷った時に、参考にして下さい。
1:December House → ワットマハタート
2: ワットマハタート → ワットラチャブラナ
3:ワットラチャブラナ → ワットタンミカラート
4:ワットタンミカラート → ワットプラシーサンペット
5:ワットプラシーサンペット → ワットプララーム
6:ワットプララーム → アユタヤエレファントキャンプ
7:アユタヤエレファントキャンプ → December House
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まとめ
国鉄アユタヤ駅をスタートして、アユタヤ歴史公園周辺の遺跡や寺院、エレファントキャンプなど7カ所を一気に観光するコースをご紹介しました。
今回は筆者が実際に、国鉄アユタヤ駅をスタートし渡し舟で旧市街に渡り、レンタルサイクルを使って「アユタヤ歴史公園」周辺の遺跡を廻ってみましたので、遺跡を見て廻る時間によっては、もっと早く帰ってくることができると思います。
是非、アユタヤをレンタルサイクルでのんびりと散策してみては如何でしょうか。
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